第635回 「東日本大震災が人生を変えた」星厳氏❄WEB同時配信

第635回 「東日本大震災が人生を変えた」星厳氏❄WEB同時配信

6月29日(水)第635回 経営者モーニングセミナー 
    6:00~7:00  原町区 もりのゆ

テーマ「東日本大震災が人生を変えた」

講師  星 巖(ほし いわお)氏 
   (一社)いちばん星南相馬プロジェクト 理事長 

略歴
1955年8月 農家の長男として生まれる
1971年4月 福島県立原町高校入学 
      この時、父は梨農園を廃園に
1974年4月 原町市役所に就職 
      総務部門・経済部門を主に経験~
2011年3月11日 ー東日本大震災ー
2011年3月~12月  4つの避難所の責任者を担当
2012年2月  市役所を退職
2012年4月 一般社団法人いちばん星南相馬プロジェクトを設立       
~現在に至る

❄ZOOMによるWEBモーニングセミナーも同時配信いたします。
ZOOM URL 
https://us02web.zoom.us/j/84506763061?pwd=dWtKbWNJeTU4Q2RMVFA0N2JZYllGUT09

WEB[ZOOM]ミーティングID: 845 0676 3061
パスワード: 5F6PD2

*モーニングセミナー終了後、希望者の方には、講師の先生を囲んでの朝食会にもご参加いただけます。
(朝食会の会費は600円です。森の湯さん特製の朝定食がいただけます)
ご希望の方は、3日前までに事務局TEL0244-22-1141へお申し込みください。

❗新型コロナウイルス感染防止対策のため、マスク着用のうえご参加いただきますようお願いいたします。
会場入口には、アルコール消毒液の準備をさせていただいております。

*…*講話をお聴きして*…*…*…*
現在六十歳代半ばの星厳さんは、旧原町市金沢の果樹・稲作農家の長男として生まれました。
農家の後継者として期待していたお父様は農業高校への入学を希望していましたが、卓球がしたかった星さんは普通高校へ進み、失望したお父様は50本の梨の木を伐採して梨農園を廃業してしまいます。
その後、高校を卒業した星さんは市役所へ就職するのですが、当時、農家の長男に掛けられた期待と重圧の大きさをひしひしと感じるエピソードです。
その30数年後、この地域に起こった東日本大震災と原発事故により、星さんは市職員として4つの避難所の責任者を務めることになります。
全国から集まったボランティアの方々の応援に感動した星さんは、翌年2月、市役所を退職し、一般社団法人いちばん星南相馬プロジェクトを立ち上げます。その定款には、「やれてもやれなくても、やりたいことをたくさん記したい」との思いを託しました。
現在、温浴施設を備えた農家民宿を営みながら、里山キッチン、蔵を使ったギャラリー、アルパカや屋久鹿、ウサギなどの動物たちと触れ合える農園も手がけています。
「震災がなければ何事もなく過ごせていたかもしれませんが、いろんな人と関わり、繋がることで元気をもらえました。繋がったご縁を大切にしていきたいと思います」と笑顔で締め括ってくださいました。