第122回 経営者モーニングセミナー開催ご報告 講師:鈴木ひろみ氏

第122回 経営者モーニングセミナー開催ご報告 講師:鈴木ひろみ氏

第122回 経営者モーニングセミナー開催ご報告

テーマ:『活かす企業を目指して』

講師:㈱Rin 代表取締役 鈴木ひろみ氏

参加者:16社16名(当該単会16社16名)

◆参加レポート◆
会長のお話
丁度今日から新年度のスタート。先日8/27には、目標会員数105社達成を祝し祝賀会を開催し大変和やかな雰囲気の中、会員同士の絆を深めることが出来た。今年度は、この105社の会員の皆様と共に、少しづつ倫理の学びの輪を広めていきたい。今年度の目標は2つ。明るく楽しいモーニングセミナー創りと5:30から行われるモーニングセミナー朝礼の参加者を増やす事。原点に戻って取り組みたい。

先週入会した養田珈琲の養田勇さんに入会セットの授与があり、養田さんからは、今後は心の学びをしっかり進めていきたいとコメントがありました。

鈴木ひろみ講師のお話
今回、鈴木講師の創業の思いと覚悟を聞かされとても胸に迫るものがありました。やむにやまれぬ思い、そしてその思いを成し遂げるための覚悟。私自身、一経営者としての創業の原点、己の覚悟を問い直す大変刺激的なセミナーとなりました。

鈴木講師は、元々栄養士としての道を歩まれておりましたが、大震災が起き、原子力災害によって福島が「フクシマ」とカタカナ表記され、「フクシマ=放射能」というイメージがどんどん拡散されている事に堪らない思いを抱いていたそうです。

そんな中、たまたまママさんたちと着物の事で話し、その事がきっかけで着物の着用率が広がったのを見て日本の和の象徴の一つである着物が、本当はみんな好きなのにハードルが高くてなかなか手が出せないでいる事に気づく。それなら、もっと気軽に切れる洋服にしちゃおうというのが、着物リメイクRinの原点だとお話頂きました。

しかし、起業するにしても普通の主婦にはお金が無い。そこで鈴木講師は、自身の生命保険を解約して創業資金としたそうです。何という覚悟でしょうか。しかも、3人のお子さんを育てながらです。本当に頭が下がります。

そして現在、創業から僅か6年ですが、スタッフは現在19名と業容を拡大。内職が中心ですが、将来は縫製工場を立ち上げ、職場を選べるようにしたい。同時に職場でありながらママさんたちのコミュニティの場としての役割も持たせたいという構想もあるようです。

近頃は、着物や帯を使った小物類、タブレットケースなどを計画生産し、空港のショップで直販。外国人観光客のお土産として高い人気があるとか、今後は、海外への展開も視野に入れているとの事です。凄いですね。

鈴木講師は、自分のアイデアで面白いものや変わったものを作るのが大好き。人を喜ばせたり驚かせることにやりがいを感じると言います。そして何より、福島の地から着物をモチーフにした商品を世界に発信することで福島のイメージアップに貢献できるのが何より嬉しいとの事でした。

今回は短めのモーニングセミナーでしたが、とても中身の濃い講義となりました。

㈱Rin
https://www.rin-kimono.jp/

レポート 齋藤一成

今日からMS役割分担が変わりました!
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