【開催情報】「丸山敏雄と倫理運動―創始の原点を学ぶ」

いわき市倫理法人会では、
2026年9月9日18:30〜
一般社団法人倫理研究所の研究員・坂本一成氏をお迎えし、倫理経営基礎講座 第1講「丸山敏雄と倫理運動」についてご講話いただきました。創始者の生涯と倫理運動の原点を辿る、濃密な学びの時間となりました。
基礎講座は、創始者・丸山敏雄の前半生から始まります。福岡の農家に生まれ、厚い信仰心を持つ父の背中を見て育ったこと、16歳で教師の道に進むも、やがて教育界の慣行に疑問を抱き、37歳で地位を捨てて大学で学び直した決断が紹介されました。その探究心は、戦時下の宗教弾圧による獄中生活でも絶えることはなく、拷問を行う刑事の立場に思いを馳せるという内的な転換を経て、「元を大事にする」という気づきへと至ります。
特に印象的だったのは、敗戦直後の昭和20年9月3日、丸山敏雄が「このままでは日本がダメになる」と奮起し、日本の再建の第一歩として「夫婦のあり方」を説く論文の執筆を始めたというエピソードです。国の危機に際し、社会の最小単位である「家庭」に根本を見出し、「自分一人で責を背負う」と決意した姿から、すべてを「自分ごと」として捉え行動するリーダーシップの重要性を学びました。
今回の基礎講座は、創始の精神に触れ、経営や人生の判断の拠り所を再確認する機会となりました。モーニングセミナーは、こうした原点に立ち返り、朝から前向きに一日をスタートできる学びの場です。次回もぜひご参加ください。
