遠藤克衛氏テーマ:「思考が変われば行動が変わる」

遠藤克衛氏テーマ:「思考が変われば行動が変わる」

日 時: 令和6年 11月 30日(土) AM6:00~7:00
会 場: なりた温泉
テーマ:「思考が変われば行動が変わる」
講 師: 福島県倫理法人会 県中県南地区 地区長
     (有)日東不動産 代表取締役
     遠藤 克衛氏

安積野倫理法人会の会長を経験された、遠藤氏に講話をして頂きました。

現在は人一倍明るく、明朗に話される遠藤氏でしたが、少年時代は消極的・内向的であり、引っ込み思案だったそうです。

自身の名前にコンプレックスをお持ちでしたが、環境を変えるために、大学入学とともに上京。
都会で中古マンションの流通会社に入社し、現在の不動産業に繋がる仕事を学ばれました。

高額・高利益のマンションを販売しながら、この仕事は利益のためなのか、お客様のためなのか悩みながらも、人に喜んで頂くことが自信と成長に繋がったと述べられています。

その後、地元郡山に帰り、家業の不動産賃貸業を土台とし、流通業をメインに起業されました。
32歳の時に父親の死を経験されながらも、仕事の他に消防団やライオンズクラブの要職を歴任して来られました。

倫理法人会には、別府氏の勧誘がきっかけで入会されたそうです。
その後、普及拡大委員長、そして会長に任じられ、苦難を経験しましたが、明朗愛和喜働の実践を通して、会長の役割を学ばれました。

遠藤氏が影響を受け、よく語られる言葉は、若き日に下積みをされた時に上司から習った、「物事はシンプルに考える」という事でした。

その後、台風水害で、ご自身が所有していた物件と、お客様に紹介した物件が同時に被害を被り、復旧もままならず最大のピンチを経験されたそうです。

遠藤氏は、倫理法人会の会長をされた経験から、自分よりもお客様の物件の修理を優先して行いました。
その間、ご自身の物件からの家賃収入が途絶え、非常に厳しい状態でしたが、無事に危機を乗り越えられました。

その後、不動産会社の先輩社長の一言がきっかけで、不動産流通業から不動産賃貸業に事業を転換されました。
自然とお客様や同業者から、不動産購入の情報が舞い込み、現在は多数の物件を満室で営業されています。

逆境に陥った時に、ご自身よりもお客様を優先された事が、その後の躍進に繋がっていったのが印象的な講話でした。

遠藤氏は、朝のモーニングセミナーで、恒例の掛け声「どうよ!?」で周囲を励まし、そして笑いに巻き込み、会を牽引されています。