佐藤 百合 氏 テーマ:『 50才からの挑戦 』

佐藤 百合 氏 テーマ:『 50才からの挑戦 』

日 時: 令和3年11月6日(土) AM6:00~7:00
会 場: なりた温泉
テーマ:『 50才からの挑戦 』
講 師: 郡山中央倫理法人会 事務長
     ㈱メニハンズ 代表取締役 佐藤 百合 氏

いつも周囲に笑顔が絶えない佐藤氏の講話は、とても明るく楽しいものでした。

「モーニングセミナーに来るだけではいけない、学ばなければ」という意識を持たれていることから始まり、「女性・妻・母」といった立場ではなく、常に「佐藤百合」であるという思いで活動していることを話されました。

起業後に見舞われた震災で、南相馬で建設していたホテルが工事停止に追い込まれたこと。
材料も手に入らない中、施主様の「被災された人達のためにホテルを今完成させたい」という思いに共感し、宇都宮などから4~5時間かけて資材を輸送し完工させたこと。
そして、この経験で人生が変わり、宿舎事業を始めたこと。
講話の前半では、他者の為にという思いが、新事業へ結びついた経験を語られました。

後半では、娘さんのゴルフ留学を通じて経験した、一般人では遭遇しないような山あり谷ありのアメリカ旅行体験を述べられました。
現地で飛行機が飛ばず、何とか間に合うように、言葉が通じない中、必死に飛ぶはずであろう便を何度も確保し、真っ青になるまで空港を駆けたこと。
初めての土地で初めてレンタカーを借り、午前0時の闇の中を疾走したこと。
帰りのプロペラ機の運転が荒く恐怖を経験し、日本のジェットコースターが怖くなくなったこと。
極めつけは、アメリカでパトカーに止められ銃を突き付けられたこと。
冷や汗ものの経験ですが、佐藤氏の人柄か、明るい語り口に、会場は何度も笑いに包まれていました。

ご主人がコロナにかかり、医療ミスも発生し、大変な状況に陥りましたが、佐藤氏の強気のリハビリが功を奏し、無事に退院できたことを最後に話を締めくくられました。

いつも明るくパワフルに突き進む佐藤氏の、エネルギーが満ち溢れた講話でした。