会員各位「倫理法人会の活動について3」
令和2年 5月4日
会員各位
倫理法人会の活動について 3
福島県倫理法人会会長
渋谷順子
5月4日、新型コロナウイルス感染症の収束が見えず、政府の緊急事態宣言の延長
が5月31日までとなりました。
今まで、私たちの生活の中で当たり前と思っていた仕事、活動、暮らしが制限され
職種によっては経営を維持できない状況が起き、今をどうすれば良いか夜も眠れない
方々も多くいらっしゃると思うと心が痛みお声の掛けようもありません。
そして長い間、この様な中で感染を考えると、神経が疲れて他人に対して思いやる
心が失われてしまう傾向があり、先が見えず心がどんどん萎縮して怒りや被害者意識
が生まれ易く、どんどん追いつめられていってしまいます。
私たち福島県の倫友は、9年前の東日本大震災と原発事故というつらい体験をしま
した。あの時もどうなるかとても不安な中、一番先に立ちあがったのが他でも無い、
最も被害甚大だった双相倫理法人会でした。あの時私たちはどれ程励まされたでしょ
う。
今までの私たちの暮らしはすごいスピードで動いていましたが、こうやって行動を
ストップし、ペースダウンしたことによって今まで見えなかった気付きが有りません
か?
私たちはそれぞれが純粋倫理を学んでいます。今こそ「万人幸福の栞」を開き心静
かに読み進めてみましょう。
どんな時にも希望を失わず、必ず何とかなると信じ、リーダーとしてまわりの人の
心を和らげ、苦しい時こそ明るい声・態度でできることを進めていきましょう。
現在県の組織を中心に、毎週木曜日モーニングセミナーを朝6時から7時ZOOM
を用いて開催しています。都度IDとパスワードが変更になりますが是非ご参加くだ
さい。
今、あるところで、できる限りの実践を。我々は今のこの体験は次なる改革に着手
できる多くのチャンスと捉えてやってみましょう。
今年は倫理運動創始75周年、倫理法人会誕生40年、ゆるぎない7万社達成とい
う節目の年です。
精一杯やるだけやってみましょう。家族、社員、お客様、そして地域の幸せを創る
基として。
最後まで読んで頂き感謝いたします。